2020年（令和2年）

令和２年２月１２日（水）グリーンビレッジ交野に於いて、２月度例会が開催され、「博覧会ビジネスに関わって５０年　ハラハラ・ドキドキしながら学んだこと」をテーマに株式会社初亀　代表取締役で北大阪商工会議所副会頭　亀岡　育男氏にご講演を頂きました。

　氏は、１９７０年日本万国博覧会以来、博覧会における営業参加を重ね、独自性の高い経営ノウハウを構築し、レストラン出店・運営に止まらず、レストランプロデュース、営業計画の企画・立案など広い範囲でのフードサービス業をフィールドに活動をされております。

　日本では、これまでに７回（①1970年・日本万国博覧会②1975年・沖縄海洋博覧会③1985年・つくば科学技術博覧会④1990年・国際花と緑の博覧会⑤2000年・淡路花博⑥2004年・浜名湖花博⑦2005年・愛・地球博）の国際博覧会が開催され、氏は、沖縄海洋博覧会を除く６回に営業参加をされました。

　氏が若干２０歳で臨まれた１９７０年の大阪万博は、予定入場者数を大きく上回る６４００万人の入場者があり、従業員・アルバイトの確保に苦労されながらも大成功を収められましたが、中には入場者数が思うように伸びず、様々な厳しい問題に直面、辛い決断を下さねばならない「ハラハラ・ドキドキしながら学んだこと」の体験を披露。

　また、２０２５年に大阪　夢洲に於いて開催される大阪・関西万博、そして、大阪府・大阪市が誘致を進めるＩＲ事業など、日本経済及び大阪・関西の地域経済の活性化やビジネス機会の拡大による中小企業の経営強化による経済波及効果がについて熱く語られ、出席者は熱心に聞き入りました。